2月に今年度の長期休暇で8連休をどこにも行かずに過ごしていました。
地元をぶらぶらしたり、今まで行けなかった外食に挑戦したりと、旅に出られずとも楽しみを見つけながらの休暇でした。
そんな短い休暇中にあった偶然のお話。
休暇初日
以前に見かけて購入を悩んでいた2段プレートをイギリスアンティーク のお店で念願叶って購入しました!
デザインはこちら。
上段には枝に留まった4羽の鳥と、下段には鳥籠に入った鳥が1羽。
可愛いけど色味がないので可愛いかなり過ぎず、お気に入りです。
甘いものをたくさん食べられないので、賞味期限が切れないように甘いものを色々乗せてダイニングテーブルに常備しています。
休暇5日目
バーで落語を楽しむ会があったので、お邪魔してきました。年末、バーの前を通った時に中で高座が見えて気になっていました。今回は開催数日前に気づけたので、事前にお店のFacebookに連絡を入れることができました。
この日の演目は『地口あわせ』と『抜け雀』
『地口あわせ』は言葉遊びの様な演目でしたが、『抜け雀』これがなんとも…なタイミングの演目でした。
あらすじとオチはこちらのサイトさんがわかりやすいかな?
名作 古典落語「抜け雀」落語 あらすじ サゲ(落ち) 解説 | 落語のススメ
ある男が宿代の手持ちがない代わりに、衝立に5羽の雀を描いたところ、その雀が衝立から飛び立って餌をついばみ、また衝立の中に戻ってきた。
宿屋はその不思議な衝立で『雀のお宿』として有名になる。
ある日、初老の武家の男が宿を訪れるとこの雀たちは休むところがないから、と止まり木と鳥籠を追加で描いて、やはり5羽の雀は飛び立って餌をついばみ、衝立の中の鳥籠・止まり木に戻ってきた。
ある男がのちに宿に宿代を払いに戻ってきたところ、この鳥籠と止まり木を描いたのは男の父であったと。
男は親を『かごかき』にしてしまったとはなんとも親不孝者だ…という終わりになります。
かごかき(駕籠かき)は駕籠を担ぐ人、職業で素行の悪い人が多かった為、当時の身分が低かった。そんなことを親にやらせてしまったことは親不孝。というオチですね。
話を聞いているうちに、あれ?私が数日前に買ったプレートは5羽の鳥と止まり木と鳥籠が描かれていたはず…と思い、帰宅してすぐに確認してしまいました。
たった数日のうちに出会った2つの5羽の鳥と止まり木と鳥籠に不思議な偶然を感じたのでした。