※ドラマ本編のネタバレしているので、鑑賞済みでない方お気を付けください。
皆さん、『2gether The Movie』観られましたか?
6月4日に日本で公開されて今日でちょうど3ヶ月です!
今日時点でも本国タイ(4月に公開予定)では延期されたままですが、どうやら10月末にやっと公開になるらしいよ、と友人から連絡が。
1日も早く公開されることを本当に願っています。そして私も現地で鑑賞したい…できたらどんなに素晴らしいか。
ずっと首都圏の劇場公開状況もウォッチしていましたが、柏のキネマ旬報シアターで上映しているのが終了すると一段落なのかな?
こちらの記事でも触れていますが、劇場版は9割が再編集です。
本編上映前に、本国タイでの公開が遅れて日本が最速上映になったこともあり、追加されたシーンの詳細や逆に本編から使われなかったシーンについての詳細に触れないでくださいねというお願いがあるので、この記事でも詳細には触れませんが、再編集が絶妙なんです。
このシーン、数秒カットを伸ばすだけでこんな表情していたの!?と気づいたところや、本編ではその人のカットがなかったところも追加されていて、もちろん映画から見ても楽しめますが、ドラマから観ていたひとは「!!!!」ってなったところいくつかありましたよね?
(そしてみんな、ボスに視線を奪われたよね!!)
大好きなセリフやシーンもあえて使われていないものもありましたが、それが余計に本編を再確認させてくれます。
今回、ドラマも映画も私は新しいことに気が付くのがすごくゆっくりで、それがはまった一因でもあるのですが。
本編9話の話。
サッカーでケガしたSarawatが演奏会に出られなくなる話。Tineが代わりにステージに立つといって必死に練習するものの、前日もなかなかうまくいかずSarawatを前にしてリハーサルするところ。
緊張しているTineにSarawatが言います。
「自分を映画の主人公だと思うんだ」
「ラストシーンでハッピーエンドだ」
余計に緊張するというTineの想像力は豊かで可愛いと思いますがw
続いて10話
そして演奏会当日、Sarawatが最後に観に来るのに間に合ってちょっと立て直したもののSarawatの変わりが務まらなかったと落ち込むTineは「きっと俺はお前の映画の主人公じゃない」と二人の関係に暗雲が…
そんなTineにSarawatは
「あれがラストじゃなければ幸せな結末にできるかも」
「俺たち2人の映画ならこのシーンはきっとお前が結末を選べる」
「悲劇で終わらせてもいいし、ハッピーエンドにもできるよ、今すぐ俺の恋人になれば」
と。
自分を励ましてくれるし、本気で気持ちを伝えてくれるSarawatにTineも応えます。
「悲しい結末は好きじゃない」とやっとここで2人は晴れて恋人同士に!!
(このあたりのやり取りについては、各話の記事を書く中でいろいろ話したいことがある)
最終話まであと3話あるのでここでハッピーエンドというわけではないのですが、映画鑑賞5回目くらいのときに「そうか…これは本当に2人の映画なんだな…この映画のラストシーンのSarawatの愛のあふれる目線のハッピーエンドが本当に好きで、本当にハッピーエンドなんだな…」としっくりきた瞬間がありました。
作品をまた一段と好きになった瞬間でした。
本編を初めて見たとき多幸感で胸がいっぱいになって、気が付くと溜息が漏れ、食欲も減退するくらいだったことを思いだしました。
首都圏での劇場公開は間もなく落ち着いてしまいますが、『2gether』本当に大好きでおすすめのシリーズです。(生まれて初めて同一映画を2桁回鑑賞しました。もっと観たい…)