美味しいものはみんな飲み物

食いしん坊OLの旅と美味しいものの記録

『2gether』に関しては沼という表現をしたくない話。

タイトルから重いですね。

 

今年1月末、友人から突如「タイドラマはいいぞ」と連絡がありました。友人がコロナ禍で見始めていて、すっかりはまったようでした。

ぜひ一緒に観てほしいということで、鑑賞会をすることに。

その時友人は『TharnType 2』を観ていたタイミングのようでしたが、一緒に観たいのは『2gether』ということで、wowowで放送していた録画を持ってきてくれました〜

 

もともと腐女子なので、BLどんとこいで!ですが実写ドラマは初だったのでちょっとドキドキ。(そもそもテレビをほとんど観ないので、ドラマ観るのも数年ぶり)

鑑賞会では、友人が仕入れている撮影裏話なども交えて私専属のオーディオコメンタリーがあるようで、めちゃくちゃ楽しく観終えました。

この作品基本的に嫌な奴が出てこない!(最後のほうにちょっとだけいるけど…)

世界観が優しいので、純粋にめちゃくちゃ面白い。これがラブコメってやつか!!

そしてやはりSarawatを演じたBright君の圧倒的な造形美。イケメンとかカッコいいとかを超越して、美しい。(でも『美人』はTharnTypeのGulf君だと思うんですよね。)

正直、初めてドラマを観たときは美しくて「この人演技してる?」「圧倒的な顔面力ですべて解決していない??」と冷静な判断ができをない状態でした、笑。

 

その時は別にそこまではまらなくて、そのあとも『Still 2gether』『TharnType』『TharnType 2』『Manner of Death』『1000 Stars / A Tale of Thousand Stars』を順次鑑賞して今に至るのですが…

 

春ころ、『2gether the Movie』公開の情報が流れてきました。本国タイでの公開は4月で日本公開は6月ということ。

これはさすがに観に行かねば!!となりました。

ただ、本国タイでは感染状況が芳しくなく公開も延期になり(そしてこの記事を公開した今時点でもまだ公開されていないのです…)日本も6月も状況は良いとは言えない中ではありましたが予定通りに劇場公開してくれました、感謝!!

(あと、GWにかかって期間は短縮されてしまいましたが、『2gether』を制作した『GMMTV EXHABITION IN JAPAN』という展示イベントが5都市で巡回開催もされていて、東京は劇場公開前に行くことができました。)


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どうなるかわからない状況だったので、公開翌日の土曜日に早速鑑賞に。

大画面で観る美しい顔はたまりませんし、9割がドラマの再編集ですが劇場版の追加シーンは本当に幸せなシーンで、マスクしていてニヤニヤが隠れてよかったなと思うほど。

ドラマと再編集の差異に気づけないレベルの私でしたが、この日の夜から改めてドラマを見直しました。そして、ドラマをもう一周して2週間後に映画を再度鑑賞し、翌週別の友人と『2gether』の話をしていたら、突然もう一度観なければという気持ちになり6月中に3回目の鑑賞のために劇場に足を運びました。(完全に勢いです)

 

この頃から、Sarawat役のBright君の演技を冷静に(?)観れるようになって、彼のちょっとした目の動きや口元の動きによる細かい感情表現に気づき始めた瞬間、初めてドラマを観た約半年後突然高熱を出してはまってしまいました。

そしてこのタイミングでBlu-rayを購入していつでもドラマを観られる状態になりました!やったね!!

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顔の美しさに隠れて気づくのが遅れて、彼の繊細な演技に気づくのが遅れて大変申し訳ないです。この後、各話(もしくはストーリー全体)の感想も書きたいのですが、Bright君の緻密に感情が積みあがっていく様子が観られる(と勝手に思っている)演技に本当に魅了されています。(特に3話~6話)

 

劇場版の再編集は本当に秀逸で、そこの表情!!とかドラマでギリギリ見えていなかった部分が入っていることで、解釈が深まるというか…

そもそも『2gether』は物語のつくりとして最低2回は観るべき作品だと思ったのですが、劇場版は主役二人(Tine役のWinちゃん(なぜか身内でちゃんづけなので)パートで悔しい部分はあれど)のナレーションもいいし、視点の切り替えも好き。(視点のせいで好きなセリフがないところもあるけど。)

 

劇場版を観てはドラマを観直したくなり、ドラマを観ては劇場版を観たくなりを繰り返しているうちに、すっかり作品にはまっていってしまったのです…

 

『沼』にずぶずぶと足を取られてはまってしまうのとってもよくわかる表現だし、『タイ沼』とか『タイBL沼』とかの表現もよくつかわれていますが、この作品を見るたびに「尊い」という感情が高まってしまって、どうしてもこの作品に『沼』という表現をしたくないんですよね。澄んだ世界なんだもの。

 

と、今の熱い思いをどうしてもいったんアウトプットしたくてこの記事を書いてしまいました。

前述もしましたが、各話を観て語りたいことがたくさんあるので、生暖かい目で記事を見守っていただけると幸いです。そして語ってくれる方がいると嬉しいです。

(ドラマ観ながら、Twitterのフリートに感想あげているのが楽しかったなぁ)

何より、教えてくれた友人に感謝です。(友人は今、あすみく推しです)